「怪しい金融業者から勧誘の電話がかかってくる…」「申込みをした貸金業者が闇金かもしれない…」そんなときは携帯番号を調べて闇金かどうかを突き止める方法が有効な手段です。
この「闇金携帯番号検索ツール」は、危険な闇金の携帯番号を集めでデータベースです。(090金融、後払い現金化業者、LINE闇金、個人間融資なども含まれます。)
着信の主が闇金かどうかを知りたい場合、このツールで検索して調べてみませんか。
借りた相手が闇金・090金融かわかる【闇金携帯番号検索】
「闇金携帯番号検索ツール」は携帯番号から闇金判定ができる検索ツールです。2千件以上の闇金・090金融など悪質業者の電話番号がデータベース内に登録されています。
*半角数字で入力してください。 ※闇金は次から次に新しい携帯電話を用意して使い分けます。そのため、この検索結果に出ない場合でも闇金の可能性があるため安心してはいけません。
登録されている電話番号の例
- 08036835402
- 08023377258
- 0359854879
- 0367092154
- 0363847073
- 0368121570
- 0369152592
- 07020217131
- 07024005666
- 07040169695
- 07044375614
- 07054660332
- 08021080140
- 08021131187
- 08025677463
- 08027527208
- 08037178759
- 08079689525
- 08082920392
- 09085002685
登録貸金業者と闇金の違い
まずは登録貸金業者と闇金にどのような違いがあるのかをご説明します。
登録貸金業者とは、国が認めた正規の貸金業者のことです。金融庁・自治体に貸金業登録を申請して認可された業者のみが登録貸金業者を名乗れます。
登録貸金業者は貸金業法という法律の遵守を義務付けられています。貸金業法には、金利、取り立て方法、宣伝方法など細かく定められており、それに違反すると営業停止になったり資格剥奪になるため、登録業者は法律に則った適正な営業をおこないます。
一方で、闇金は登録をせずに貸金業をおこなう違法業者です。当然、貸金業法のようなルールは守らず、法外な金利、暴力的な取り立て、騙し勧誘を用いる業者です。
このような違法行為をおこなう闇金にお金を借りると、超高金利と悪質な取り立てに悩まされることになります。「絶対にお金を借りない」「借りてしまったらできるだけ早く関係を解消する」ということが大切です。
闇金の見分け方
一般の人にとって正規業者と闇金の具体的な見分け方はわかりづらいでしょう。闇金を見分けるための主なポイントについて説明します。
未登録で営業している
前述したように、貸金業を営むためには、管轄の都道府県か財務局への登録が必要です。登録業者のホームページには必ず、下記のような登録表記がされています。
例えば、アコムのホームページを見ると一番下に下記のような登録番号が記載されていますが、正規貸金業者は必ずこのような登録番号の表記が必要です。
商号: アコム株式会社 電話番号: 0120-07-1000 登録番号: 関東財務局長(13)第00022号 日本貸金業協会会員 第000002号
【引用】アコム
貸金業に登録しているということは貸金業者としての信頼性の証です。
一方で闇金はもっともらしい「屋号」「サービス名」を名乗って営業していますが、実体は未登録で違法に貸金業をおこなう、もぐりの金融業者だということを忘れてはいけません。
違法な金利で貸し付けをする
貸金業法では法定金利(年利20%以内)が定められています。これ以上の金利で貸し付けをすると、監督官庁から指導を受けて、警察に検挙されることもあります。
つまり、年利20%を超える貸付けをおこなう業者はすべて闇金です。多くの闇金はトサン(10日3割)、トゴ(10日で5割)といった、法外な金利で貸し付けをします。年利に直すと365%を超えるような不当に高い金利です。
このような高金利で貸し付けをする業者は闇金に間違いないため注意しましょう。
許可なくSNSやメールで広告・宣伝する
正規の貸金業者には消費者に不利益となる広告・宣伝方法は禁じられています。
しかし、闇金は集めた個人情報をもとにダイレクトメール・FAXを送りつけてきたり、LINEやTwitterやSMSで勧誘をして来ます。
しかも「最短1時間で入金」「ブラックOK」「審査なし」といった、正規貸金業者なら禁止されている、宣伝文句を用いて違法な方法で広告・宣伝をします。
お金に困ってどこからも借り入れができない人を勧誘する宣伝文句を使うのは闇金以外にありえませんので要注意です。
違法な取立てをする
闇金は利息を支払わせるためには手段を選ばず悪質な取立てを繰り返します。下記のような取立て方法を使いますが、実はこれらはすべて法律に違反する行為です。
- 何度も電話・メールを送る
- 早朝、深夜の連絡
- 恫喝、脅しによる取立て
- 第三者(家族や職場)への連絡
一般の貸金業者は、取立ては常識的な時間内(8時~21時)と決められています。また、脅したり、第三者に電話するなどの行為は脅迫罪、業務妨害罪にあたるため、そのような取り立てはしません。
このような違法行為をともなう取立てをする業者は闇金のみです。
貸金業規制法では、債権の取立てにあたり、人をおどかしたり困惑させることは禁止されていますが、その具体例が法律で明記されるとともに、罰則が引き上げられました(無登録業者の行為も罰則の対象)。
(イ)正当な理由なく、不適当な時間帯(午後9時から午前8時)に取立てを行ったり、勤務先等の居宅以外の場所に電話や訪問を行うこと【引用】金融庁
闇金を携帯番号から調べる方法
闇金かどうかを見分ける際に役立つサイトをご紹介します。当サイトの「闇金携帯電話番号検索ツール」と合わせてご活用ください。
金融庁
金融庁は貸金業者を管理・監督する官庁です。登録貸金業者が貸金業法を遵守しているかをチェックするとともに、闇金のような違法業者にも目を光らせています。
違法な金融業者に関する情報について
金融庁は貸金業登録をおこなわずに貸金業をおこなっている闇金情報を収集しており、業者名・勧誘手段・携帯番号などをPDFにして公開しています。
ここに掲載されている業者は登録番号を詐称して正規貸金業者になりすまし、法外な金利で貸し付ける闇金です。金融庁はこのような業者を利用しないように呼びかけています。
【参考】:違法な金融業者に関する情報について
登録貸金業者情報検索入力ページ
また、金融庁は貸金業登録をしている事業者を検索できるデータベースページを開設しています。商号、登録番号、代表者名、電話番号のいずれかを入力して検索すれば、登録業者かそうでないかが分かります。
【参考】:登録貸金業者情報検索入力ページ
日本貸金業協会
日本貸金業協会は貸金業者が貸金業法に基づいて適正に運営されるために作られた自主規制機関です。1,000以上もの会員により運営が成り立っています。
貸金業協会は債務者の各種相談窓口を設けており、そこで相談者から集めた情報、会員各社から提供された情報など、悪質な闇金業者の情報をデータベース化しています。
業者名、電話番号、住所、FAX番号から検索することができます。
【参考】:ヤミ金(悪質業者)の実例検索
電話番号検索サイト
電話番号検索サイトという、電話番号・携帯番号に紐づいた口コミ投稿ができるサイトがあります。主な用途としては、悪質な営業電話、迷惑電話、怪しい電話をかけてくる相手の会社名・個人名を調べたり、口コミ投稿して共有することができるというものです。
悪質業者の中には闇金も含まれており、たくさんの業者名・携帯番号が公開されています。「電話番号検索サイト」で検索すれば複数のサービスサイトが表示されますので、それぞれ調べてみるとよいでしょう。
掲示板、SNSから調べる
掲示板サイトやSNSから闇金情報を調べることも可能です。5ちゃんねる、爆サイ、Twitterで借りた相手の名前・屋号を検索してみると、闇金業者としての悪評が出てくる可能性があります。
ただし、掲示板・SNSに書き込まれた情報は玉石混交であり、業者自らが自作自演で優良業者を装った内容を書き込むケースもあります。参考程度にチェックするのが良いでしょう。
借りた相手が闇金ならすぐに取引を止めること
この記事をここまでご覧になって、「借りた相手が闇金かもしれない…」「闇金に間違いない…」ということならば、できるだけ早く取引を止めることです。
闇金に優良業者というものはありません。超高金利で違法に貸し付けをする業者ですので、一度借りてしまったら支払いを続けるのは難しくなり、厳しい取り立てに苦しめられることになります。
闇金との関係が長くなればなるほど、「支払総額が増える」「金策・取り立てに怯えることになる」「心穏やかな生活が送れない」など、いいことは何もありません。すぐに関係を断つことをおすすめします。
闇金トラブルの相談相手とは
闇金との取引を停止するためには交渉が必要ですが、それを自力でおこなうのは困難です。
借入れの際に個人情報や家族や職場の連絡先まで提出しているため弱みを握られています。また、相手は暴力的な態度に出てくるかもしれず、怖いと感じることでしょう。専門家に相談して解決を急ぐことをおすすめします。
警察
闇金問題は本来警察に取り締まってもらうの一番です。違法行為をおこなう闇金を検挙してもらえれば、悪事を働くことができなくなるので安心です。
警察は闇金が家に来て、「暴力を振るった」「物を壊した」「車で連れ回された」といった、事件の場合、被害届を出せば容疑者である闇金について取り調べを行ってくれます。
しかし、警察は「事件性が低い」「借りた側にも落ち度がある」というように民事性が高い問題だと判断すると組織の特性上すぐに捜査に入ってくれません。
ご自身の闇金問題のケースが民事か刑事かで判断して、相談するかを検討するのがよいでしょう。
司法書士・弁護士
司法書士・弁護士のような法律の専門家ならば、闇金被害の解決を依頼すれば、すぐに対処してくれます。
司法書士・弁護士は依頼人の代理人となって、闇金に対して「取立停止」「返済しない」「利用者に今後一切連絡しない」という交渉をおこなってくれます。
ほとんどの闇金は、司法書士・弁護士が交渉に乗り出してきたことにより、刑事告訴を恐れてすぐに諦めます。できるだけ急いで闇金トラブルを解決したいならば、闇金に強い法律の専門家に依頼することが適切な解決方法です。
まとめ
お金を借りた相手のことを調べてみたら、実は「闇金だった…」という場合、不安に感じ戸惑うことでしょう。しかし、借りてしまった以上は後戻りできません。
闇金問題を長引かせずに早期解決が最も重要です。グリフィン法務事務所は闇金に強い司法書士事務所です。電話・メールでお気軽に相談なさってください。