闇金の金利は超高金利(トイチ、トサン、トゴ)!借りてはいけない理由【計算ツールあり】

グリフィン法務事務所

この記事の監修
グリフィン法務事務所 司法書士 今井 亨

東京司法書⼠会:7970/代理権認定番号:712017
闇金問題の被害者救済の専門家として活動する司法書士です。闇金トラブルの取扱い件数は国内トップクラスの実績があります。適切かつ迅速にサポートすることをモットーにしています。

東京司法書⼠会:7970/代理権認定番号:712017
闇金問題の被害者救済の専門家として活動する司法書士です。闇金トラブルの取扱い件数は国内トップクラスの実績があります。適切かつ迅速にサポートすることをモットーにしています。

闇金の返済でお困りの方の中には実際に支払う金利について知らないまま借入れをした方は少なくないようです。いざ、返済する段になってその法外な金利に驚くことになります。

この記事では、闇金が設定する超高金利の例、返済が困難になる理由、さらには支払いが難しい場合の対処法についてご説明します。

闇金の金利と法定金利の比較

闇金と正規の貸金業者の金利には大きな開きがあります。まず、金融庁に登録済の正規貸金業者の金利を見てみましょう。貸金業法という法律では以下のように年利が定められています。

  • 元本が10万円未満の上限金利:年利20%
  • 元本が10万円~100万円未満の上限金利:年利18%
  • 元本が100万円~の上限金利:年利15%

この上限金利を超える貸付けをおこなうと違法行為となり刑事罰の対象になります。しかし、闇金は平気でこの上限金利を大幅に超える金利で貸付けをします。年利計算で1,000%を超えるような超高金利で貸付けをするケースはザラにあります。

正規の貸金業者が20%で闇金は1000%以上ですから、比較してみるといかに法外な金利であるかがわかります。

闇金金利計算ツール

実際に闇金から借りたらどれぐらいの利息を支払う必要があるのかこのツールで計算してみましょう。

半角数値で入力してください。

借入金額:万円

日数トイチ
(10日で10%の利息)
トサン
(10日で30%の利息)
トゴ
(10日で50%の利息)
法定金利
(1年で{{houtei_kinri*100}}%の利息)
{{array.nissuu}}{{array.toiti | addComma}}{{array.tosan | addComma}}{{array.togo | addComma}}{{array.houtei | addComma}}

注)一般的な貸金業者の返済は1ヶ月ごとですが、闇金業者との比較のために10日ごとに返済する想定で計算しています。

※闇金の代表的な金利である10日ごとの支払い方法のトイチ、トサン、トゴと法定金利を比較できます。

闇金の代表的な金利

闇金は業者によって金利の設定は違います。ここでは、代表的な闇金の金利について説明します。

トイチ

トイチとは10日で1割の金利のことです。2万円借りた場合は以下のような計算になります。
まず、10日で2千円の利息がつきます。また、入金時に「先引き」という手数料(相場は3千円)を引きます。さらに初回利息を引いたうえで入金されますので、15,000円を受け取って10日後には2千円の利息を支払う計算になります。

トイチはかつてよく見られましたが、最近の闇金はさらに高い金利を設定する業者が多くなっているため、トイチの融資はあまり聞かれなくなりました。

トサン

ここ数年増加しているのが「ソフト闇金」ですが、これらの業者が主に採用しているのが、トサンという10日で3割の金利です。トサンは2万円借りて10日で6千円もの利息の支払いが発生します。

このような超高金利であるにも関わらず、ソフト闇金の中には“適正金利”“優しい利息”などと称して利用者を勧誘する業者は多くなっています。法外な金利のソフト闇金に騙されてはいけません。

トゴ

トゴは10日で5割の金利のことです。トゴの場合、2万円借りて手数料3千円、さらに初回利息10,000円を引くと、振り込まれる金額はたったの7千円です。

しかも10日後にはさらに1万円の利息が発生します。トゴの金利がいかに暴利なのかおわかりいただけるでしょう。

闇金の金利は複利計算

ここまで闇金がいかに超高金利かを説明しましたが、これまでの計算方法は初回に支払う分の単利計算です。闇金は「複利計算」で貸し付ける業者が多いため、さらに金利は大きく膨らんでいきます。

※複利とは、元金に利息がついた金額にさらに利息がつくことです。闇金との取引が長くなると複利によって借金は雪だるま式に増えていきます。

【複利計算の例】
例えば、トイチで10万円の借入れをすると10日後に1万円の利息がついて合計の元金は11万円になります。それらを完済しないと、さらに10日後の支払いで1,1万円の利息がつきます。そのため合計の元金が12.1万円と膨れ上がります。

このように返済期間が長くなればなるほど、借金総額はどんどん膨れ上がることになります。その結果、実質年利は1000%以上という途方も無い利息の支払いを余儀なくされます。

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なぜ、闇金に借りると返済できなくなるのか

このように闇金に借入れをしてしまうと法外な金利のため支払いが難しくなります。しかも、闇金は利用者の返済余力を注意深く観察しながら、余裕があると見るや勝手に金利を変更するなど不正な方法でお金を余計に支払わせようとします。

また、返済が厳しい人には「ジャンプ(利息だけの支払い)」を提案して、長期間に渡って複利の金利で支払わせようとします。それでも返済が厳しい利用者に対しては系列の闇金を紹介するなどして、あの手この手で支払わせようとします。

利用者の中には返済のために借入れを繰り返して、その結果、闇金10社以上の借入れができてしまい、首が回らなくなる方は少なくありません。

闇金には返済する必要はない

闇金は違法貸金業者です。法律違反をおこない許可なく貸金業をおこなっています。このような違法業者から借りたお金は実は“借金”には該当しません。当然ながら、法律上において借金ではないため返済の必要はないのです。

闇金は以下のような法律違反をしている違法金融です。

【闇金の貸付けが借金に該当しない理由】

  • 出資法違反:貸金業で定める上限金利を守らない貸付け
  • 無登録営業:財務局、都道府県に届出せずに貸金営業
  • 不法原因給付:不法に貸付けたお金は返還請求できない
  • 取立規制法違反:違法な取立てをしてはいけない(夜間・早朝、家族、職場への連絡など)

闇金への支払いで困ったら司法書士・弁護士へ相談を

違法金融であることは分かっていても「暴力的な取立て」や「家族や職場への電話」というように、ご自身だけで闇金問題を解決するのは難しいでしょう。

そのため、違法金融とのトラブルは弁護士・司法書士のような法律の専門家に相談するのが確実な方法です。闇金が実際に「家に取立てに来た」「暴力行為を働いた」というように刑事事件性が強い状況であれば、警察に相談すれば動いてくれます。

しかし、警察から見て「個人間トラブル」のように見える民事的な案件の場合、すぐに捜査には動いてくれません。そのため、まずは法律の専門家に相談して「取立てを止める」「関係を断絶する」ということをおこなう必要があります。

【司法書士・弁護士に依頼するメリット】

  • 闇金に受任通知を送ってすぐに取立てが止まる(依頼を受けた通知書)
  • 本人・家族・職場に連絡が来なくなる
  • 支払ったお金が戻るケースもまれにある

法律の専門家に依頼すれば、当然ながら着手金(報酬)が必要になりますが、闇金に利息を支払い続けることを考えれば、必要な経費と言えます。闇金に強い専門家ならば支払いについても柔軟に対応してくれますので、まずは相談してみましょう。

まとめ

闇金の金利がいかに超高金利かおわかりいただけたと思います。このような法外な金利を支払い続けても問題は一向に解決しません。むしろ状況は悪くなるばかりでしょう。

できるだけ早いタイミングで司法書士・弁護士に相談されることをおすすめします。

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