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先払い買取りとは?実態は闇金なので利用するのは危険
コロナ渦において経済的に逼迫した個人を狙う悪質貸金商法が増えています。そして、2021年に入って新たに増加しているのが「先払い買取り」です。
その実態は闇金なので一度利用してしまうと、トラブルに巻き込まれる可能性が大なので危険です。この記事では、先払い買取りとは何か?悪質な闇金商法についてご説明します。
先払い買取りとは?
近年、中古品の買取りサービスの利用者が増えています。使わなくなった持ち物を手軽に店舗やネットで販売することができるというメリットがうけて、世代・性別関係なく多くの人が使っています。
先払い買取りとは、このような買取り業者を装った違法金融です。具体的には買取業者に見せたホームページを作って検索やSNSから以下のような方法で利用者を勧誘します。
- 誰でも簡単に申し込みができる
- 携帯電話・ブランド品の写真を送ればすぐに査定する
- 査定は30分程度で先払いできる
しかし、実際のサービス内容にはこの続きがあります。業者は申込者に対して先払いの条件として以下の要求をします。
- 取引は一旦、キャンセルしたことにさせる
- 1週間~10日の期日内に「手数料(キャンセル料)+買取り金額」を支払わせる
利用者は多少怪しいと思いながらも、簡単に素早く現金化できるということから申し込みをするケースが跡を絶ちません。
先払い買取りの実態は違法金融商法
ここまで説明したように先払い買取りサービスはグレーゾーンなビジネスということは理解できますが、違法金融(闇金)と断定できるのはここからです。それは、以下の理由からです。
- 商品の買取りは形だけで実際はおこなわない
- 手数料(キャンセル料)が法外な金額であり金利に該当する
- 支払いができないと「買取り額(元金)+手数料(利息)」が膨らんでいく
- 期日内に支払いが滞ってしまうと厳しい取り立て・嫌がらせをする
- 手数料(利息)だけをいつまでも支払わせようとする(なかなか完済させない)
このように買取り業者に見せかけていますが、やっていることは違法な貸金業者である闇金です。
なぜ買取業者に見せかけるのか?
闇金にとって最大の敵は警察です。金融庁、消費生活センター、さらには弁護士・司法書士という敵はたくさんいますが、闇金にとっては警察に捕まれば元も子もありません。営業ができなくなります。
そのため、警察の取り締まりを避けるために違法貸金業者に見られないように表面上の顔を変えて営業をするわけです。
これまでも「ソフト闇金」に始まり、「個人間融資」「LINE融資」「給料ファクタリング」「ツケ払い・後払い現金化」など様々なサービスを装ってきました。その最新版と言えるのが「先払い買取り現金化」です。
先払い買取りを利用するリスクとは?
先払い買取りは闇金業者ですので、申込みをして利用すると以下のような闇金を利用するのと同じようなリスクが生じます。
- 手数料(利息)が高額で返済が厳しくなる
- 支払いが遅れると家族や会社に毎日電話がかかってくる
- 通帳やキャッシュカード、携帯電話の提出を要求される
- 違法金融ビジネスの手伝いをさせられる
このように支払いができずに自転車操業になるとともに、違法行為・詐欺行為の手伝いをさせられるケースが実際にあります。
また、先払い買取り業者の中には名簿業者が紛れている可能性があります。個人情報がたくさんの闇金業者に知られてしまい、毎日のように営業電話・メールに悩まされることもあります。
先払い買取り業者への対処法
先払い買取り業者は利用しないに越したことはありません。怪しいと思ったら「古物商許可」をチェックしましょう。また、もしも利用してしまい被害に遭っているならば司法書士に相談しませんか。
古物商許可証をチェックする
買取業者は中古品を取り扱うため、必ず営業している都道府県に「古物商許可証」の申請が必要です。大手の買取り業者のホームページを見れば分かりますが、ページの一番下に必ず「○○県公安委員会 許可 第○○○○号」というような文字情報が記載されているはずです。
これが無い先払い買取りは違法業者確定です。また、もしも記載されていても嘘の情報の可能性があります。
その場合、業者の住所の都道府県ホームページに「古物商URL届出一覧」というページがあります。そこに届出業者の一覧が記載されていますので、本当に届出済かどうかをチェックしてみましょう。
先払い買取りとのトラブルで困ったら弁護士・司法書士に相談すること
先払い買取り業者はあら手の違法金融であり、警察はその実態を掴めていないのが現状です。そのため、怪しいと分かってはいても検挙事例は少なくなっています。警察に被害届を出しても積極的に動いてくれない可能性があります。
そのため、先払い買取り業者との「取引を断ち切りたい」「取り立て・嫌がらせを止めたい」と考えるならば、弁護士・司法書士に相談するのが適切な対処法と言えます。
違法金融に慣れている司法書士ならば、依頼をすれば、業者にすぐに電話をして取り立てをストップすることができます。しつこく悪質な業者であっても、貸金業法という法律を武器に粘り強く交渉をおこない解決することが可能です。
まとめ
お金に困っている方は「先払い買取り業者は安心できるかもしれない…」とすぐに貸してくれる業者を信用しがちです。しかし、悪質な闇金がほとんどですので、利用してはいけません。
闇金との取引は期間が長引くほど、様々なリスクにさらされます。社会生活を邪魔する先払い買取業者とのトラブルで困ったら、まずは司法書士に相談しませんか。