闇金被害の相談窓口5選を紹介!最も頼れる相談先(弁護士・司法書士・警察)はどこ?

グリフィン法務事務所

この記事の監修
グリフィン法務事務所 司法書士 今井 亨

東京司法書⼠会:7970/代理権認定番号:712017
闇金問題の被害者救済の専門家として活動する司法書士です。闇金トラブルの取扱い件数は国内トップクラスの実績があります。適切かつ迅速にサポートすることをモットーにしています。

東京司法書⼠会:7970/代理権認定番号:712017
闇金問題の被害者救済の専門家として活動する司法書士です。闇金トラブルの取扱い件数は国内トップクラスの実績があります。適切かつ迅速にサポートすることをモットーにしています。

闇金を利用すると法外な利息を要求され、払えなければ脅迫的な取り立てや嫌がらせ行為を受けてしまいます。

取り立てや嫌がらせが怖いから要求に応じて払おうとしても到底払えないような金額を請求されます。結局、支払えなくなって取り立てや嫌がらせを受けてしまうという悪循環に陥る人が少なくありません。

このような闇金被害を回避するためには、早期に専門的な相談窓口に相談する必要があります。

この記事では、闇金問題で困ったときに利用できる5つの相談窓口をご紹介し、その中でも最も頼りになる相談先について詳しく解説していきます。

闇金被害に遭ったときの相談窓口5選

まずは、闇金被害に遭ったときに利用できる相談窓口を5つ、ご紹介します。相談窓口ごとに特徴が異なりますので、闇金問題で困ったときはご自身のケースに合った窓口を選びましょう。

警察

闇金による取り立てや嫌がらせで身の危険を感じる場合は、警察に相談するのがおすすめです。交番ではなく、最寄りの「警察署」に出向きましょう。そこで闇金被害に遭っていることを伝えれば、担当の部署(生活安全課など)に案内してもらえます。

警察は犯罪を取り締まる機関ですので、以下のようなケースでは警察の対応によって闇金の取り立てや嫌がらせが止まる可能性があります。

  • 暴力を振るわれた
  • 「殺すぞ」などと身の危険を感じるような脅迫を受けた
  • 元金の何倍ものお金を巻き上げられた
  • 取り立てで自宅に押しかけられ、物を壊された
  • 闇金の仕事に協力させられた(携帯や口座の譲渡など)

ただし、借金を返す・返せないという問題にとどまる場合は、「民事不介入の原則」により、警察は対応してくれません。また、被害が軽微な場合や具体的な証拠が乏しい場合も、すぐには動いてくれない可能性があります。

警察に相談するメリット・デメリットをまとめますと、以下のようになります。

警察に相談するメリット

  • 無料で相談できる
  • 警察が闇金業者に電話するだけで取り立てが止まることもある
  • 闇金業者を逮捕してもらえることもある
  • 身に危険が及んでいる場合は周辺のパトロールをしてもらえることもある

警察に相談するデメリット

  • 民事不介入の原則により対応してもらえないこともある
  • 刑事事件の可能性があってもすぐには動いてもらえない場合も少なくない
  • 元金の返済を勧められることがある
  • 闇金に払ったお金を取り戻してくれるわけではない

国民生活センター

国民生活センターでは国民の消費生活トラブルに関する相談を受け付けており、闇金被害について相談することもできます。各都道府県に設置されている「消費生活センター」で専門の相談員が対応してくれます。

ただし、相談員が対応してくれるのは「情報の提供」にとどまり、闇金業者に対して警告や交渉をしてくれるわけではありません。最終的には司法書士・弁護士や警察への相談を勧められることが多くなっています。

まだ具体的な闇金被害に遭っていない場合や闇金に対する正しい対処法を知りたい場合には、国民生活センターへの相談は一つの方法です。

国民生活センターに相談するメリット・デメリットをまとめますと、以下のようになります。

国民生活センターに相談するメリット

  • 無料で相談できる
  • 電話のみで相談することも可能
  • 闇金対策について正しい知識が得られる

国民生活センターに相談するデメリット

  • アドバイスだけなので、闇金問題を直接解決することはできない
  • 他の相談先を紹介されて終わることが多い

貸金業相談・紛争解決センター

貸金業相談・紛争解決センターとは、日本貸金業協会運営する相談窓口のことで、借金問題や多重債務の悩みを持つ人からの相談を受け付けています。

貸金業者に対する苦情も受け付けており、話し合いや指導等による解決を図ってくれます。それでも問題が解決しない場合は、裁判外紛争解決手続き(ADR)の利用を案内されます。

ただし、国民生活センターと同様、闇金問題については情報提供とアドバイスのみであり、センターが闇金業者と交渉してくれるわけではありません。

闇金以外の借金問題を解決し、生活を立て直したい場合には貸金業相談・紛争解決センターへの相談が有効です。

貸金業相談・紛争解決センターに相談するメリット・デメリットをまとめますと、以下のようになります。

貸金業相談・紛争解決センターに相談するメリット

  • 無料で相談できる
  • 闇金以外の借金については費用をかけずに解決できる可能性がある
  • カウンセリングや家計管理の実行支援により借金体質の改善につながる

貸金業相談・紛争解決センターに相談するデメリット

  • 闇金業者とは交渉してもらえない
  • 闇金問題については他の相談先を紹介されて終わりになる

法テラス

法テラス(日本司法支援センター)とは、資力が乏しい方を対象として、法的トラブルを解決するために弁護士や司法書士などの専門家を紹介してくれる機関です。闇金問題についても、専門家に相談・依頼することが可能です。

収入や財産について一定の条件を満たす場合には無料相談が利用できる上に、依頼する場合も低料金で、かつ分割払い(原則として毎月1万円ずつ)となる「民事法律扶助制度」を利用できます。

法テラスは、闇金対策を専門家に依頼する費用がすぐに用意できない方の相談先として優れているといえます。ただし、原則として専門家を選ぶことはできないので、闇金問題に詳しくない専門家や、相性が合わない専門家を紹介されることもあります。

法テラスに相談するメリット・デメリットをまとめますと、以下のようになります。

法テラスに相談するメリット

  • 専門家に闇金問題を相談できる
  • 一定の条件を満たせば無料で相談できる
  • 一定の条件を満たせば依頼費用の立て替え・分割払いが可能となる

法テラスに相談するデメリット

  • 相談・依頼する専門家を自分で選べない
  • 相談・依頼するまでに時間がかかることがある

司法書士・弁護士

闇金問題は、司法書士や弁護士といった専門家の事務所で直接相談することもできます。司法書士・弁護士に依頼すれば闇金業者と直接交渉してもらえるので、実際に闇金被害に遭っている場合の相談先としては司法書士・弁護士が最もおすすめです。

項を改めて、闇金問題を司法書士・弁護士に相談・依頼するメリットを詳しくご説明します。

闇金被害の相談先は司法書士・弁護士が最適!そのメリットとは?

闇金被害の相談先として司法書士・弁護士を選ぶことで得られる主なメリットは、以下の3つです。

  • 取り立てが止まる可能性が最も高い
  • 家族や職場など他の人に迷惑をかけずに解決することも可能
  • 闇金以外の借金問題も解決できる

それぞれ、具体的にみていきましょう。

取り立てが止まる

司法書士・弁護士は、依頼を受ければ本人の「代理人」として、闇金業者と直接交渉してくれます。取り立てや嫌がらせをやめるように警告するだけでなく、以下のような実効的な手段をとってもらうことも可能です。

  • 証拠を確保して警察に告訴する
  • 闇金業者の携帯電話の利用を停止させる
  • 闇金業者の銀行口座を凍結させる

闇金業者にとって司法書士・弁護士と争うことはリスクが高く、その顧客からお金を回収するのが困難であることも熟知しているので、取り立てや嫌がらせをすぐに止めるケースが多くなっています。

加えて、専門家が闇金業者との交渉をしたり、法的手続きをとることによって、支払ったお金を取り戻してもらえる場合もあります。

家族や職場に迷惑をかけずに解決可能

闇金業者から本人に対する取り立てや嫌がらせが止まったとしても、家族や職場の人に対して取り立てや嫌がらせが行われたのでは、問題が解決したことになりません。

しかし、司法書士・弁護士が間に入った場合には、闇金業者も逮捕や営業停止などのリスクを怖れるので、家族や職場の人に対する取り立てや嫌がらせも含めて手を引くことが多いです。

闇金業者としては、リスクを冒して取り立てを続けるよりも、他の顧客にターゲットを移した方がコストパフォーマンスの点で得策といえます。そういった事情もあり、専門家が間に入ることで根本解決となる可能性が高いのです。

闇金以外の借金も解決できる

闇金を利用する方の多くは、既に正規の貸金業者からも借り入れをしていて、その返済が苦しくなっていることが多いものです。

司法書士・弁護士といった法律の専門家に相談すれば、闇金以外の借金についても最適な債務整理方法を提案してもらえます。かつ、債務整理を依頼すれば複雑な手続きはすべて任せることができます。

借金問題を根本から解決することで生活の再建が可能となりますし、再び闇金に手を出す必要もなくなります。

闇金に強い司法書士・弁護士を選ぶためのポイント

闇金問題を解決するためには、闇金対策に強い司法書士・弁護士を選ぶことが大切です。なぜなら、闇金問題を専門的に取り扱っている専門家はそれほど多くないからです。

闇金対策には、特有の専門知識やノウハウが要求されます。闇金問題に詳しくない専門家に依頼しても問題を解決できない可能性があるばかりか、かえってトラブルが深刻化してしまうおそれもあります。

闇金対策に強い司法書士・弁護士を選ぶためには、以下のポイントをチェックすることをおすすめします。

闇金対策の実績が豊富にあるか

第一に、闇金対策の実績が豊富にある専門家を選ぶことが大切です。

そもそも闇金業者は法律を無視した存在ですので、脅迫的に罵声を浴びせてきたり、家族や職場に嫌がらせをするなどの姑息な手段を用いてきます。専門家といえども、法律知識を持っているだけでは闇金業者からの攻撃に太刀打ちできません。

闇金業者と実のある交渉をするためには、物怖じせず毅然とした態度で主張する精神力と、取り立てや嫌がらせをやめさせるための駆け引きなどが必要となります。このような精神力やノウハウは、経験によって培われます。

依頼する専門家が経験豊富な人であればあるほど、速やかに闇金問題を解決できる可能性が高くなります。

元金の返済を勧めないか

司法書士・弁護士に闇金問題を相談してみて、もし、「元金だけは返済するように」と勧められたら、その専門家に依頼することはおすすめできません。

実は、闇金から借りたお金は元金も含めて返済する必要はありません。平成20年に出た最高裁判例でも、闇金に著しく高利(年数百~数千%)で貸し付けられた場合には、元金も含めて返済義務がないとされています。

しかし、専門家であっても相談者・依頼者に対して次のようなアドバイスをするケースは少なくありません。

  • 元金すら返さないのでは、相手が取り立てや嫌がらせをするのも仕方ない
  • だから元金だけは返済するように

このようなアドバイスをする専門家は、闇金に関する知識が不足しているか、知識はあっても闇金と徹底抗戦することを怠っているか怖れている可能性があります。

元金を返済しても、闇金が取り立てや嫌がらせをやめるという保証はありません。むしろ、少しでも支払うと、「この顧客は脅せば支払ってくれる」と判断されて、ますます法外な利息を要求される可能性が高いです。

アフターフォローもしてくれるか

闇金対策を専門家に依頼する際には、アフターフォローが充実しているかどうかも重要なポイントとなります。

闇金業者は、専門家からの警告を受けて取り立てや嫌がらせをいったんやめても、ほとぼりが冷めたころに再び支払いを要求してくることがあります。この場合、闇金被害は完全には解決していなかったことになります。

しかし、専門家の事務所の中には、いったん取り立てや嫌がらせが収まった時点で依頼は終了したものとして、後日の支払い要求への対応については別料金を請求するところも少なくありません。

依頼するなら、同一の闇金業者からの支払い要求が完全に収まるまで、追加料金なしでアフターフォローをしてくれる専門家を選びましょう。

司法書士・弁護士に相談・依頼する唯一のデメリット~費用の相場は?

闇金問題の相談先は司法書士・弁護士が最もおすすめですが、唯一のデメリットは費用がかかることです。ここでは、司法書士・弁護士に闇金対策を相談・依頼する場合の費用の相場をご紹介します。

相談料は無料の事務所もある

相談料の相場は30分につき5,000円程度(税別)ですが、借金問題については無料相談を受け付けている専門家の事務所も多くなってきています。

ただし、無料となる範囲は事務所によって異なります。初回の30分のみ無料の事務所もあれば、何度でも無料の事務所もあります。相談の予約をする際に、どこまでが無料なのかを確認しておきましょう。

依頼費用は1社あたり5万円が相場

闇金対策を専門家に依頼する場合の費用は、事務所によってさまざまに異なりますが、おおよその相場としては1社あたり5万円(税別)前後です。

弁護士よりは司法書士の方が、費用が安い傾向にあります。また、依頼する件数が多い場合には割引をしてくれたり、分割払いに応じてくれる事務所も多くあります。

闇金に多額のお金を支払ってしまうよりは、専門家に費用を支払って依頼して根本解決を図る方が、結局はコストの面でも得策といえるでしょう。

相手が闇金かわからない場合の見分け方

この記事では、闇金を利用してしまったケースを想定して解説を進めてきました。しかし、闇金業者も「闇金」と名乗っているわけではなく、正規の貸金業者を装って営業していることが多いものです。そのため、ご自身の借入先の業者が闇金かどうかわからないこともあるでしょう。

闇金かどうかを見分けるには、相手が貸金業登録をしているかどうかを確認することです。貸金業登録をしていない業者は、闇金と考えてほぼ間違いありません。貸金業登録されているかどうかは、こちらのサイトで調べることができます。

【参考】:登録貸金業者情報検索入力ページ
https://clearing.fsa.go.jp/kashikin/index.php

その他にも、業者の広告を見るだけでも、かなりの確率で闇金かどうかを見分けることが可能です。以下の特徴に当てはまる業者は、闇金である可能性が高いです。

  • 貸金業登録番号が記載されていない
  • 事業所の住所や代表者名などが記載されていない
  • 連絡先として携帯電話の番号しか書かれていない
  • 貸し付けの利率が記載されていない
  • 「審査不要」「ブラックOK」などの宣伝文句が記載されている

もっとも、相手が闇金かどうかで悩む必要はありません。専門家が見れば、闇金かどうかはすぐに見分けがつくからです。借入先から強引な取り立てや嫌がらせを受けたら、すぐに専門家に相談することが大切です。

まとめ|闇金被害に遭ったらすぐ専門家に相談を!

この記事では、闇金被害に遭ったときの相談窓口5選を紹介しましたが、最初に相談するのは司法書士・弁護士といった法律の専門家がおすすめです。警察に相談した方がよい場合には、専門家からその旨のアドバイスがあります。専門家を通じて警察に相談することも可能です。

闇金に対して自分一人で対応しようとすると、深刻な被害に遭ってしまう可能性が高いです。闇金被害に遭ってしまったら躊躇せず、すぐに専門家に相談しましょう。

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