なりすましとは、第三者が当人を装う行為のことです。ネット上では、当人を装って誹謗中傷を繰り返したり、炎上を誘発するようななりすまし行為がおこなわれることがあります。

また、例えば交流サイトのサクラなども一種のなりすましと言えます。また、年齢を偽って交流サイトに登録する行為もなりすましの一つに数えられるでしょう。

注意しなければならないのは交流サイトだけではありません。あの2ちゃんねるにも「なりすまし犯」はいます。普段、2ちゃんねるなどに親しみがない人には、関係のない話だと思うかもしれませんが、2ちゃんねるでは、数々の自演やなりすまし行為が行われています。

有名なところでは、2013年8月25日に発覚した有料会員をめぐっての2ちゃんねるの個人情報漏洩事件がありました。それに伴い2つのなりすまし事件も明るみにでています。

ひとつは、日本のライトノベル小説家の杉井光氏が、自作自演をはたらいていたというものです。人気作家でもある杉井氏は、橋本紡氏をはじめとする同業者数名、並びに漫画家とその原作者、出版社らを誹謗中傷し、さらに自分自身を高く評価する内容を書き込んだことが明らかになっています。

簡単に言うと、2ちゃんねる内で杉井光氏本人が自演を装い、匿名で同業者や漫画作品を誹謗し中傷を加えたわけです。これがバレたことで、本人は公式ページ上で陳謝しました。しかし、怖いのはこのことが、それほど大ぴらにされてはいないと言う現実です。さらに驚くことに、杉井光氏はいまも作品を出し続けています。普通なら(文芸作家なら)ちょっと考えられないことです。

もうひとつは、ある人気「まとめブログ」の管理人(2ちゃんねる内で掲示板の管理人でもあった)が、自身の自演・誹謗中傷・成りすまし等により、その行為がほかのブログの管理人だとする事実が判明したというものです。

自虐的な表現で自分の犯したなりすまし行為を、最後に閉鎖するブログの中で語っていますが、それは「静かにフェイドアウトさせて」と言っているにすぎません。

この2つの事件でわかることは、はじめの杉井氏も、あるいは人気まとめブログの管理人も、社会的制裁をほとんど受けていないことです。

このような「なりすまし」をおこなっている人間は他にも必ずいます。

なりすましの被害を受けている方はネット誹謗中傷対策のプロにご相談下さい。投稿削除と共に犯人を特定することは可能です。