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他人のアップしたYouTubeに映ってしまった動画を削除するには?

youtube動画消去

ある日、YouTubeの動画を見ていたら…… あれ!こんなところに自分が映っている。「人が映っている動画を勝手にのせやがってー!」と不満に思うことでしょう。

動画を削除したいのはもちろんのこと、人が映った動画を勝手にアップしているのだから「肖像権侵害」、「プライバシー侵害」で訴えることができないだろうか?等と法律の問題も頭をよぎります。

YouTubeに自分が映りこんでしまった動画を勝手にアップされた場合の削除対応はどうすればいいのでしょうか?

YouTubeのプライバシー保護

今や若者の間で大人気なYouTubeです。好きな動画を見たり、自分で動画をアップしたりといろんな楽しみ方ができますが、怖いのが知らない間に自分が他人の動画に映っていることです。見られたくないシーンで自分が映っていたら削除したくなるのは当然です。

YouTubeには、プライバシー、肖像権を保護するための規約というものがあります。他人の動画に自分が映っている場合は、肖像権の侵害として削除依頼を出すことが可能です。

YouTubeによる個人の特定基準

「自分が映っているじゃないか!」と言っても、通行人としてよく見ないとわからないくらい一瞬しか映っていない。小さく映っているだけで、他の人が見ても気づかない。本人だと確認がとれないくらいに不鮮明な場合は、削除依頼を出すことはできません。

誰が見ても、あなた本人が映っていると特定できた場合でしか削除は受理してもらえません。つまり、モザイクをかけていたり、ピントぼけしているような映像では、例えあなたが自分だとわかったとしても、残念ながら削除することはできないのです。

あくまで、誰が見てもあなただと特定できる。というところがYouTubeの判断基準となります。だから残念ながら映像が不鮮明だと削除をすることはできません。

「自分が映っているから消去してくれ」と言っても、動画をアップした権利者にとっては大切な自分の動画です。

Youtubeは誰もが動画をアップして楽しめる「動画サービス」であり、また「投稿者の表現の自由」を考えたときにむやみやたらに削除をするわけにはいきません。

削除してもらうためには、個人と特定できるかがポイントです。そのためにYouTubeは調査基準というものを設けています。

【YouTubeの調査基準】
・自分の画像または声
・お名前
・財務情報
・お問い合わせ
・その他の個人特定情報

基本的にはYouTubeではこれらが個人として特定する材料とされています。ただし、上記でも記した通り、自分の画像、自分の映像は鮮明である必要があります。

肖像権侵害にあてはまれば、削除は簡単に受理される!?

肖像権の侵害ってそもそもどういうものでしょうか?肖像権の侵害とは、他人から「無断で写真を撮られる」、「公表される」など、自分が映っている画像などを無断で利用されることです。

「基本的に許可なく無断で利用される」というところが侵害行為にあたるので、友達であったとしても「許可していない」、「載せられていやだ」と思えば、それに対して削除依頼の申し立てをすることが可能です。

今やSNSで写真を載せることが日常的に行われていますが大抵の人たちが許可も取らずに平気で載せてしまっているためトラブルが多発しています。肖像権侵害にあたる例を見ていきましょう。

肖像権侵害にあたる例

1.カフェのグルメレポートを動画で撮ってアップロードする
この場合は、まずお店側の許可を撮っていなければ完全にアウトです。テレビ番組でも撮影をする際はお店側に承諾をいただいています。さらに、ここに店員、他のお客さんの姿が映っていても肖像権の侵害にあたります。

2.デートスポットの様子を撮影
どれくらいにぎわっているかを伝えるために、カップルを勝手に撮影。これも絶対にNGです。中にはいけないカップルが映りこんでしまっているかもしれませんからね。浮気現場なんかが映っていたら大問題です。

3.友達の家に行った映像
友達が許可していれば問題ありません。しかし、許可なくアップロードしてしまえば、プライバシーの侵害になってしまいます。

肖像権侵害にならない動画

では、肖像権侵害に該当市内ケースはどのようなものでしょうか?

例えば、許可を撮っていない人物の映像を、しっかりとモザイクをかけて編集している。その人の顔が映っているところだけカットしている。また、例え通行人であっても、明確に顔がわかるくらいはっきりと映っている場合は侵害になるので、通行人にもしっかりとモザイクが入っていればセーフです。

削除の基準でもお話しましたが、ぼかしがかかっていたり、不鮮明で本人と特定できない場合は侵害にはあたりません。

ぼかしていても、見る人が見ればわかる。小さく映っていても、私本人が特定できたのだから、削除してくれてもいいじゃないか!と思っても、誰が見ても特定できる。鮮明であることが基準のため、肖像権の侵害にはあたらないのです。

削除依頼ってどうすればいいの?

肖像権の侵害にあたるほどに鮮明に映っていた。誰が見てもわかる。削除依頼を出せば受理してもらえることはわかりました。では、実際の削除依頼はどうすればいいのでしょうか?

YouTubeでは、削除依頼の仕方は様々あります。今回はその中で3パターン紹介します。

1.直接依頼する

まず、削除依頼を出す際は、動画権利者本人にあなた自身がプライベートメッセージで削除依頼を出す必要があります。

プライベートメッセージとは、YouTubeアカウントを持っているもの同士ができるものです。コメント欄ではなく、その人だけに宛てたメールのようなものです。アップした本人に「私の映像が映っているから消してください」と頼むのって怖いものです。勇気を出して送っても、送った相手が皆良心的にコンテンツを削除してくれるとも限りません。

そんな場合は安心してください。本人に直接連絡を取らなくても削除できる方法があります!

2.報告して削除してもらう

YouTubeはプライバシーの侵害に対して、「プライバシーの侵害の申し立てプロセス」というサービスが備わっています。ここでは、動画を投稿している本人に知られることなく、YouTube側に直接肖像権が侵害されたことを訴えることができます。あなたのプライバシーが守られた状態で、適切に報告することができるので安心ですよね。

YouTubeのヘルプページから、プライバシー侵害の申し立て手続きから、簡単に進むことができます!

ただ、こちらに報告する場合、YouTube側も確認が取れ次第削除をするため、しっかりとした説明が求められますので、これだけは答えられるようにしておきましょう!

・はっきり映っている場面の再生時間
・あなたの服装や、行動を記述(他人と区別するため)
・動画のURL(チャンネル全体の場合は不要)

報告の際、説明欄にこの3点を書く必要があります。報告をする前にこの3点の確認をしておくと、スムーズにできます。

3.著作権侵害お問い合わせフォームを活用する

もう一つYouTubeヘルプから申請できるページがあります。
 著作権侵害の通知の要件に進み、一番下にあるお問い合わせを押し、メールにて届ける方法です。自動返信メールであなたのアドレス宛にメールが返ってくるので、その流れに沿って答えていくだけです。 こちらも、しっかりと報告内容を記載する必要はありますが、申し立てプロセスより簡単に送ることができます。

基本的には、動画の説明と、URLを記載できれば大丈夫です。

プライバシー侵害の申立ての注意点

プライバシー侵害の申し立ては本人しかできません。第三者があなたの代わりに、またはあなたが誰かの代わりに申し立てをすることは基本的には認められていません。ただし、以下は例外です。

・本人がパソコンを使えない
・社会的な弱者であり、申し立てが受理されずらい
・法定代理人、後見人

この場合のみは申し立てを認められますが、基本的にはあなた自身が申し立てをしましょう。

自分が映っていることさえ特定できれば、簡単に削除できる

削除したいけれど、どうすればいいんだろう?やり方がわからずに、なんの訴えも起こさずに泣き寝入りをしていたあなた、もう大丈夫です!プライバシーを守る手立ては、きちんと準備されています。

3つの方法を提示しましたが、どの方法で報告しても構いません。一番確実で早い対応を求めるのであれば3つ目のお問い合わせフォームの活用をおすすめします。

肖像権は知らないうちに、気づかないうちに侵害していることがよくあります。

投稿者も意識せずに投稿していることもあるので報告することは悪いことではありません。適切な処置方法を覚えて、あなたのプライバシーをしっかりと守りましょう。また、あなたが加害者とならないためにも、肖像権侵害の基準をしっかりと覚えておきましょう。

もしYouTube動画削除でお困りなら削除サポートの専門家である風評被害バスターズにご相談ください。