ブラック企業

【ブラック企業に就職しない】会社名を検索するというネットリテラシーの必要性

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ブラック企業は社会の敵とばかりに、今やネット上では多くの人がそのような会社をさかんに叩くようになりました。人をこき使って暴利を貪る会社は社会悪だという考えが徐々に浸透してきている証拠だと言えます。

掲示板やSNSにはこのようなブラック企業への誹謗中傷の書き込みが頻繁におこなわれています。しかし、なぜ今もこのようなブラックな会社に就職する人がいるのでしょうか?ブラック企業に関する情報とそんな会社に就職しないためのポイントについてまとめました。

ブラック企業が生まれた背景

現在のブラック企業と呼ばれるような会社が誕生したのは1990年代と言われています。もともとブラック企業という言葉は、暴力団のような反社会的組織とつながっている企業を指す言葉として使われていました。

しかし20世紀の終わり頃、バブル崩壊から立ち直れない日本企業の多くは、徹底した“コスト削減”を実施し人材に掛ける人件費まで削りはじめたのが始まりです。過酷な労働環境で給料も薄給なら、普通はそこで働く社員はどんどん辞めることになり会社の存続自体が危なくなります。

ところが、不景気の長期化によって「転職したくても出来ない」、「会社を辞めることもできない」。そんな人たちが過酷な労働条件の中で耐えてきた結果、ブラック企業が長らく存続しているという皮肉な側面があります。

ブラック企業とはどんな会社?

そのような悪徳な会社が増えていった結果、2000年代の終わり頃には「ブラック企業」、「ブラック会社」という呼称が一般的に使われるようになりました。

ブラック企業と言われる会社の特徴は「残業が異常に多い」、「賃金が異様に安い」という点があげられます。また、残業代が付かない、休日出勤も当たり前だったりします。

つまり、働く人を単なる消耗品として使おうとしているのがブラック企業だと言えます。

その結果、我慢できない、耐えられないという人たちは、早々に会社を辞めます。ですので「離職率が非常に高い」、「常に求人募集をしている」、「採用のハードルが低い」という特徴も見られます。

しかし、辞めたくても辞めれない事情を抱えた人や、会社側にダマサれて働き続けているような人も少なからずいるのが、ブラック企業問題の根深いところです。

参考:ブラック企業とは(用語解説)

ブラックな会社が多い業種とは?

ブラック企業の業種の特徴は、ひと昔前と違って景気が悪化している業種、構造的な不況産業、あるいは労働集約型の業種に多く見られます。

かつては人気業種だったものの、景気の悪化、社会の変化について行けなくなった会社が、人件費を削り、社員に長時間労働を強いて生き長らえようとします。

【ブラック企業に多い業種】
・アパレル会社
・広告会社
・警備会社
・飲食店
・サービス業
・販売業
・システム会社(Sier)
etc

ブラック企業はこれからも減らない

「残業代の不払いをなくそう」、「残業しない社会を作ろう」というスローガンを政治が発信していますが、これが現実に社会に浸透するのは容易なことではありません。

抜け道をかいくぐって、人をこき使い暴利を貪ろうと考える人はいつの時代も必ず一定数います。

また、世の中の景気は循環しますし、社会の変化、テクノロジーの変化により、儲かる産業、落ち目になる産業というのはいつの世にも生まれます。そうなると、今まで好調な会社が急にブラック化する可能性は否定できません。

ブラック企業に就職してしまったらできるだけ早く辞める勇気を持つ

では、ブラック企業にダマサれないためにはどうするかですが、そんな会社に入ってしまったらできるだけ早めに辞めることが問題解決の近道です。

いくら就職難と言っても、現代社会なら働く場所は必ず見つかります。ブラック企業に長期間努めて精神・肉体を病んでしまっては元も子もありません。

ブラック企業には入社しないこと

また、そもそもで言うとブラック企業には入社しない、転職しないことです。

ブラック企業に就職してしまった人たちはある意味災難です。不満や怒りのはけ口として2ちゃんねるなどの掲示板に会社の誹謗中傷を書き込む気持ちもわかります。しかし、書き込んだからと言ってブラック企業がその経営姿勢を改めることはないでしょう。

大切なのは、「ブラック企業の存在を知ること」、「入社しない」ということです。

ブラック企業にダマされないためにはネットリテラシーが必要

そのためには、面接を受ける会社の情報を調べることが重要です。何も探偵を使っての企業調査をする必要はありません。

簡単な方法です。Google(Yahoo)、2ちゃんねる、Twitterなどの検索窓に会社名や代表者名を打ち込んでみればいいのです。

今の時代、例え名も知らぬ中小企業であっても、会社名で検索すれば何らかの会社情報がアップされているはずです。その中にはブラック企業と分かるような何らかの情報が得られるかもしれません。

ブラック企業に就職しないためには、2ちゃんねるなどの掲示板も使いようです。誹謗中傷を書き込む場としてだけ利用せずに、検索して情報を調べる場としての利用方法もあります。

つまり、ネット上で何かを調べるというリテラシーがあればブラック企業への就職は避けれたかもしれません。対象物を検索してみるという行動は今の時代に必要なネットリテラシーと言えるのではないでしょうか。