書類送検

書類送検されたときのニュース記事が「掲示板に書き込まれてしまった」、「検索結果に表示される」などで困っていませんか?

逮捕・起訴されて前科が付いたわけではないのに、書類送検はネット上では重犯罪者扱いされて叩かれてしまうことがあります。自分はたいした罪を犯してないのに書類送検されたばっかりにネット上に実名がさらされて納得いかないという人も多いのではないでしょうか。

実際、風評被害バスターズにも「書類送検」、「身柄送検」された人から、ニュース記事や掲示板書き込みの削除相談が数多くあります。お話しをきくと書き込まれた人の悩みは深刻です。

世間一般では書類送検の意味を理解していない人が多く、書類送検は逮捕されて前科が付く重犯罪であると誤解されがちです。そのためネットに書き込まれた書類送検の履歴をそのまま放置したら社会生活をおくる上で大きなリスクとなります。

ここでは、書類送検についてのニュース報道のされ方、拡散のされ方、また書類送検された後のネットリスクへの適切な対応について解説します。

書類送検とは

世間では書類送検された人は犯罪者だと思われるようですのでここであらためて用語解説します。

書類送検とは、被疑者が何らかの不法行為や軽犯罪を犯してしまったときに警察が任意で取り調べをおこない、その書類を証拠品などとともに検察に送り引き継ぐことです。そのため書類を検察に送るという意味で「書類送検」と呼ばれます。

逮捕の必要性がないときに書類だけ検察に送ったり、逮捕したが身柄拘束の必要性がないと警察が判断したに時このような対処がおこなわれます。また、書類送検後に検察で起訴されると前科が付きますが書類送検だけでは前科は付きません。すなわち書類送検されたからと言って必ずしも犯罪者とは言えないのです。

書類送検とニュース報道

何らかの事件を起こしてしまい書類送検されてしまうと実名とともにニュース報道されるケースがあります。一般的なニュース報道では書類送検の場合、「重過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)男性会社員(35歳)」というように実名報道されることはまれです。

しかし、有名人、社会的地位が高い人、公務員、組織犯罪(会社、グループ)などは書類送検でもニュースに実名報道されることがあります。そうなると、ネット上に本名、年齢、住所などが一気に拡散されてしまうのは言うまでもありません。

また、例えニュースでは名前が報道されなくても、事件の関係者や知り合いなどが掲示板などに「犯人はこいつだ!」のように書き込むため本名や職業がさらされるケースが多く見られます。

書類送検でニュース報道されやすい事件

ニュースに報道されやすい事件とは、社会問題、悪質性、重過失などに多く見られます。特に性犯罪などは、2ちゃんねる、Twitterなどで拡散されやすく、また、公務員やステイタスが高い仕事(医師、弁護士、会社経営者など)についている人についても同様です。

【ニュース報道、書き込みされやすい事件】
・脱税:所得税法違反、法人税法違反など
・淫行:児童買春罪
・盗撮:迷惑防止条例違反
・ストーカー:ストーカー規制法違反
・飲酒運転によるひき逃げ:過失運転致死傷罪、危険運転致死傷罪など
・ネットでのデマ、犯罪予告など:威力業務妨害

個人だけでなく法人(会社)が書類送検で報道されるケース

書類送検されるのは法人単位での違法行為や軽犯罪などもあります。法人で多いのはやはり脱税です。会社や医療法人などの脱税がよくニュースでも報道されます。

また、最近多いのが「賃金不払い」、「最低賃金」など労働問題の書類送検です。このケースでは、「経営者」、「主導者」などが責任を問われ書類送検されます。また、労働基準監督署のホームページにも見せしめとして事件内容が表記されます。

いわゆるブラック企業として世間を敵に回すことになりますので、労働問題に敏感な2ちゃんねらー、Twitterユーザーなどからバッシングを受けることになり、他の掲示板にも拡散されるケースが見られます。

【法人が書類送検されるケース】
・脱税
・賃金不払い、残業代不払い
・労働基準法違反
・組織犯罪処罰法
・社員への強要罪
・社員への暴行罪、傷害罪
etc

知人・旧友がネットの拡散役になることも

書類送検ではニュース記事に本名が出ないケースが多いのですが、なぜか掲示板に本名、住所などが書き込まれるケースがよくあります。これは前述しましたが、恨みを持った関係者だったりする場合もありますが、多いのが知人・旧友による書き込みです。

かつての知人が面白半分で書き込んだり、写真をアップするなど事件を起こした人に対して容赦なく個人情報を書き込むケースは少なくありません。最近では、少年犯罪においても学校の友人が容疑者の写真を掲示板に勝手にアップする問題もよく見られますが、このようにネット上では犯罪者に対して厳しく扱われるのが怖いところです。

書類送検歴を書き込まれることで起こるリスクと削除の必要性

書類送検,Twitter,2ちゃんねる削除
書類送検されたことがネット上に実名が書き込まれると、検索エンジンで誰かが名前を検索したときにその記事が検索結果に出る可能性が高くなります。そうなると、書類送検された過去の事実がバレることになり、以下のような社会的リスクが生じてしまいます。

・職場解雇
・転居時の審査
・就職・転職時の身上調査
・交際、結婚時の身元確認
・世間の目
・子どものいじめ

言うまでもありませんが、ネット上に書き込まれた情報は、そのサイトが自主的にページを削除したり、閉鎖でもしない限りずっと残り続けます。書類送検された過去がその人の生涯において社会的リスクとなり続けるのです。

これは、もちろん逮捕歴や前科の書き込みがネット上に残ることも同様です。
【参考記事】逮捕歴(犯罪歴)、前科のニュース事件記事削除依頼

まとめ

過去に書類送検されたものの、現在はまじめに社会生活をおくっているにも関わらずネットに過去の履歴が実名付きで残ってしまって苦しんでいる人は少なくありません。2ちゃんねるやその他の掲示板に削除依頼したものの対応してもらえないということで風評被害バスターズに相談される方はたくさんいらっしゃいます。

ネットの書き込みは一般の人が削除依頼しても相手にされないことがほとんどです。社会的なリスクはできるだけ早くなくすことが更生の第一歩です。私たちネット削除サポートのプロに相談しませんか。