【質問】
掲示板への削除申請は誹謗中傷を受けた本人でなくてもできますか?恋人が”ある掲示板”で知られたくない過去の個人情報を晒されて精神的に落ち込んでいます。

【回答】
残念ながら、削除申請は本人しかできません。例えば、5ちゃんねる、爆サイのような大規模な掲示板サイトのほとんどが削除申請ができるのは原則本人のみとしています。これは中規模以下の掲示板でも同様でしょう。実際、ほとんどの掲示板の削除規約にも書かれています。

申請者が本人でないと分かった時点で対応してくれません。それ以降は無視されますし、しつこく申請をおこなうと、その案件自体にフラグが立ってブラックリスト扱いされるケースもあります。(その後、被害者である本人が削除申請しても対応してもらえなくなる可能性がある)

なぜなら、掲示板に削除申請をおこなう場合には、まずは本人確認が求められます。掲示板の運営者あてにメールで削除申請をおこなうと、その書き込みが権利侵害に該当する場合には、大抵が本人確認書類(パスポート、運転免許証などの画像)を送ってくれという連絡が来ます。逮捕歴を削除したい場合には、「権利侵害の具体的な被害」「刑の執行有無」「不起訴の有無」などの具体的な情報を求められることもあります。

このように、書き込まれた本人に無断で削除申請して削除が成功するということは不可能です。

もし本人になり代わって、申請したい場合には「弁護士に相談する」「削除業者に相談する」という方法が残されています。運営側もネット誹謗中傷の専門家からの申請なら、渋々ながら対応するからです。

掲示板で誹謗中傷を受けると、落ち込むのは書き込まれた当人だけでなく、家族や友人も同じように悩みを抱えるケースがあります。そのため「家族・友人・恋人の悩んでいる姿を見ていられない…」と言うことで、本人に代わって削除依頼を試みる人がいますが、削除できずに徒労に終わることがほとんどです。

前述したように弁護士に相談する、削除業者のサポート受ければ、本人でなくても削除対応してもらえる可能性があります。友人、恋人が誹謗中傷の書き込みで悩んでいるようなら専門家に相談してはいかがでしょうか。