5ちゃんねる書き込み削除依頼

■この記事のポイント
2ちゃんねる(2ch.net)はサイト名を5ちゃんねる(5h.net)に変更しました。気になるのが、書き込まれたスレッド・レスの削除方針です。結論から言うと書き込まれた投稿の削除方針は従来と変わっていません。削除人と呼ばれるボランティアが削除マニュアルに則って削除するかしないかを判断しますが、相変わらず削除には簡単に応じてくれません。特に個人がスレッド・レスの削除依頼をメールしてもほとんどのケースで対応してくれないのが現状です。5ちゃんねるの書き込みを「確実に削除する」「投稿者を特定する」ならば、風評被害バスターズのような掲示板書き込み削除の専門家のサポートを受けるのが適切な方法です。【フリーダイヤル】0037-6030-26220

5ちゃんねるは、突然サイト名を変更したので多くの利用者を驚かせましたが、その後も運営の実態は従来とほとんど変わっていません。

日々投稿されるスレやレスは第三者を誹謗中傷する書き込み内容が多く、それらの投稿は被害者から削除依頼を受けてもほとんどのケースで消されることもなくアップされたままです。

悪意ある書き込みの影響を受けて困っている被害者は今も増え続けていますが、5ちゃんねるに書き込まれた誹謗中傷は適切な依頼方法によっては削除が可能であり、また投稿した犯人を特定することもできます。

ここでは、5ちゃんねるの変更点と削除依頼の対応、またIPアドレスから個人を特定する方法について解説します。

2017年に2ちゃんねるは5ちゃんねるにサイト名が変更になった

2017年12月に2ちゃんねるは5ちゃんねるにサイト名が変更になりました。しかし、一般の方の多くは、2020年になった今でも5ちゃんねるというサイト名を知らない方がいらっしゃいます。

ここではサイト名が変わった経緯と新たな運営者について簡単におさらいします。

2ちゃんねるを共同運営していた西村博之氏とjim(ジム)とのサイトの所有権を巡ってのトラブルがことの発端です。要約すると、ジムが2ちゃんねるの管理情報を変更したことにより、西村博之氏は「http://2ch.net 」はドメインを不当に乗っ取られたと主張します。しかし、世界知的所有権機関(WIPO)はそれを棄却します。結果、2ch.netは法律上ジムの所有物として認められれることになります。その後、西村氏の妨害行為が続くため、ジムはやむなく5ちゃんねるにサイト名を変更して運営するということをは発表したわけです。

つまり、2ちゃんねるという名称のサイト名を存続させると、所有権を巡っての両者の騒動は収まらないため、ジムが思い切って「5ちゃんねる」というサイト名に変更したというのが実際のところです。

管理人jimのツイート

5ちゃんねるは2ちゃんねる同様に削除方針は変更なし

5ちゃんねるは新しい運営会社「Loki Technology, Inc.(フィリピン法人)」に変わりましたが、利用するユーザーにとっては、サイト名とドメイン名が変わっただけで、サイトの使い方はこれまで同様で大きな変更はありません。

また、書き込みの削除依頼のルールもほとんどこれまで通りです。

2ちゃんねるから5ちゃんねるへの変更点

5ちゃんねるの削除体制

さて、本題の5ちゃんねるの削除依頼ですが、どのような変更があったのかチェックしていきましょう。

5ちゃんねるの削除体制をチェック

5ちゃんねるの削除体制というページを見ると、そこに書かれている内容は、かつての2ちゃんねるの削除体制のページとほとんど変わっていません。

大きく変更になった点は、メールの削除依頼窓口です。

旧アドレス:meiyokison@racequeen.ph
  ↓ 
新アドレス:meiyokison@5ch.net

旧アドレスの、meiyokison@racequeen.phのアドレスに送信しても自動転送されるようです。ただし、5ちゃんねるから返信が無い場合には、新アドレスのmeiyokison@5ch.netに再送信するように促しています。

5ちゃんねるの書き込み削除の体制について

5ちゃんねるの削除体制(基本原則)は、2ちゃんねるから変更された以降も大きな変更はありません。しかし、運営会社がフィリピン法人(ロキ・テクノロジー社・Loki Technology Inc.)に変更されたことで書き込み削除の考え方は一新されています。

5ちゃんねるは削除要請に基づき、不適切であると判断した書き込みは随時削除する方針です。ただし、投稿者にも異議申し立ての期間(7日間)が設けられており、一旦削除された記事も再審の結果、再掲載される可能性があります。

5ちゃんねるの削除対象

5ちゃんねるの新しい削除ガイドラインによる削除対象は次のようになります。

•個人名・住所・所属
•電話番号
•メールアドレス
•誹謗中傷
•私生活情報

また、削除ガイドラインで一部特殊な扱いになっている依頼者に「法人・団体」「個人(※ 一群、二種)があり、それぞれ削除体制が異なります。また、情報価値があるものや公開されているもの(電話帳やネットサイト等で確認できるもの)、公益性があるもの等、削除されない事項も少なくありません。

(※)
◯一群
・政治家・芸能人・プロ活動をしている人物・有罪判決の出た犯罪者
◯二類
・板の趣旨に関係する職業で責任問題の発生する人物
・著作物or創作物or活動を販売または提供して対価を得ている人物
・外部になんらかの被害を与えた事象の当事者

5ちゃんねるは、表現の自由と個人の権利を尊重して運営されていますので、5ちゃんねるの書き込みを削除してもらうためには、名誉毀損やプライバシーの侵害など、法的な「権利侵害」があることが条件となります。

5ちゃんねるの書き込み削除は削除人が行う

5ちゃんねるは毎日相当数の削除依頼を受けており、掲示板のレスやスレッドの削除や移動は「削除人」が行います。2ちゃんねる同様ボランティアで構成される削除人ですが、現在でも削除人の登用には厳しい条件が科せられており、2ちゃんねるの初期運営ボランティアが削除人を兼任していたことから5ちゃんねるでも強い権限を持っています。

削除人は、5ちゃんねるの「削除ガイドライン」を順守することを義務付けられています。まずは削除依頼する際に、削除ガイドラインの削除対象であるのかを調べることが大切です。

5ちゃんねるの削除依頼が成功するか否かは削除人の裁量にかかっているのが実情ですので、削除人に嫌われないように遵守事項はよく読んでから削除依頼することが大切です。

5ちゃんねるの削除依頼が失敗してしまう原因

5ちゃんねる削除依頼はガイドラインをよく理解し、5ちゃんねるが設けた書き込みルールを守っていない「権利侵害」のある投稿であることを削除申請のルールに則って正確に主張する必要があります。

削除申請すれば必ず削除してもらえるわけではありませんが、5ちゃんねるの指定する条件を守らないとまったく相手にしてもらえないので、削除ガイドラインをよく読んで外れないようにしてください。5ちゃんねるの削除依頼で失敗する原因には主に次のようなものがあります。

削除人に対して言葉遣いが悪い又はルールを守らない

誹謗中傷は管理者や削除人が悪いわけではありません。削除人はあくまでもボランティア活動の一環であり、5ちゃんねるの書き込み削除は削除人個々の判断にゆだねることになります。もちろん、削除依頼全てが処理されるというわけではなく、悪い言葉遣いやルールを無視した削除依頼には対応してもらえません。

例えば、あたかも5ちゃん側や削除人が放置していることが悪いかのような指摘や暴言、また、ルールを守らず無理な要望を突き付けたりすると削除されないことがあります。削除するためには丁寧かつ的確な依頼をすることが大切です。

身分証明が不十分

5ちゃんねるの削除ガイドラインでは「本人確認のための資料」を添付する必要があることが記されています。本人確認のための資料とは、免許証やパスポートなど身分証明書のことを指すのですが、身分証明書がないと削除申請を受け付けてもらえません。また、身分証明書の他にも追加資料が必要になるケースもあります。

削除依頼に不備がある

メールで権利侵害を主張し、削除依頼をするためには身分証明書以外にも必要な項目があります。たとえ権利侵害に該当する書き込みがあったとしても、削除依頼に不備があれば削除に対応してくれません。削除依頼で必要になる項目は次のようになります。

件名 削除申し立て
内容 URL
レス番号
   削除理由
   理由を根拠付ける資料があれば添付
   本人確認のための資料

警察に被害届を出すことは逆効果

5ちゃんねるで誹謗中傷の被害を受け、警察に被害届を出しても、相談に乗ってくれることはあっても法的な根拠や事件性のない案件に対して警察が深く介入することはありません。被害届自体すら受理してもらえないケースがほとんどです。

ネット上での誹謗中傷は親告罪となることが通例で、5ちゃんねるの削除依頼は本人または専門家などの代理人でなければいけません。多少なりとも法的な知識を有す削除人に対して警察に被害届を出したと交渉したところで相手にしてもらえないか、嫌われてしまうことになりますので注意が必要です。

騙りやなりすましは削除を困難にする

原則として5ちゃんねるは誹謗中傷を書き込まれた本人または代理人以外の削除要請には一切応じません。自分や代理人以外の第三者に削除依頼を委託したとしても、削除人から騙りやなりすましと判断された場合、以降の削除依頼に対して対応してもらえない可能性が出てきますので、返って削除依頼を困難にしてしまうことになります。

法人・団体はメールでの削除依頼はNG

5ちゃんねるでは個人と法人・団体では削除対象の取り扱いが異なります。個人の場合は原則として削除依頼はメールで行いますが、法人・団体の場合は、カテゴリ問わず直接メールで削除要請を行っても放置することを削除ガイドラインによって公言しています。

5ちゃんねるは原則として裁判所の決定には従います。このため、法人・団体が書き込みを削除するためには、裁判所による削除の仮処分命令を得てから必要資料を添付して5ちゃんねるに削除依頼することになります。

書き込みが削除できるかは権利侵害の証明が重要になる

権利侵害の有無が5ちゃんねるの書き込み削除依頼を受けるか否かの判断材料になっています。権利侵害とは、民法709条における不法行為のことで、一般に「名誉権」「名誉感情」「プライバシー権」「肖像権」を侵害することを意味します。

つまり、名誉毀損やプライバシー侵害がこれに当たりますが、5ちゃんねるの書き込み削除は権利侵害を認めてもらうことが重要となります。

5ちゃんねるは自分の書き込みは削除できる?

実は5ちゃんねるの削除依頼で多いのが、自分で書き込みの削除依頼です。「酔っ払って悪口を書き込んでしまう」「怒りに任せて誹謗中傷を書き込む」「恨みを晴らそうを名誉毀損をする」など、勢い余って書き込んでしまったものの、後で冷静になってマズイことをしてしまった…と後悔しても後の祭りになってしまいます。

自分で書き込んだスレやレスは、投稿の送信ボタンを押した時点で著作権は5ちゃんねるのものです。投稿したのは自分だと強く削除依頼を主張しても、5ちゃんねるの削除人は明らかな権利侵害が認められなければ削除には応じません。

自分で誹謗中傷を書き込むケースには、以下のようなパターンがよく見られますが、削除対応に応じてもらえない場合には、速やかに専門家に相談したほうが良いでしょう。

・酔って上司の悪口を書き込んだ
・振られた腹いせに元カレ・元カノのプライバシーを侵害した
・解雇された恨みから前の勤務先の誹謗中傷を書き込んだ
・商売敵(店舗、同僚)への不満から名誉毀損を書き込んだ

5ちゃんねるに書き込んだ個人(犯人)を特定することは可能

5ちゃんねるに書き込んだ個人の特定
5ちゃんねるの書き込み削除するだけでは納得できない、書き込み犯人は絶対に許せないという方も少なくありません。

2002年5月に施行されたプロバイダ責任制限法により、手続きを行うことで5ちゃんねるに書き込んだ個人をIPアドレスから特定することが可能です。

犯人を特定するメリットとは?

では誹謗中傷を書き込んだ個人(犯人)を特定するメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

再犯を抑止することができる

5ちゃんねるで今後二度と誹謗中傷を書き込まないことを契約書によって約束(契約)することができます。契約書は契約違反をしたときに誹謗中傷の証拠として効力を持つ書面にもなりますので、再犯防止には効果的です。

謝罪させることができる

書き込み犯人を特定することで、公式に謝罪させることができます。公式に謝罪させることで失った信用や棄損された名誉が回復することもあります。

損害賠償請求ができる

権利侵害は民放709条に該当します。民法709条では「故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は,これによって生じた損害を賠償する責任を負う」と定められています。

書き込み犯人を特定することで今まで受けた苦痛を損害賠償請求という形で返すことができます。

IPアドレスから個人を特定する手続きと方法

IPアドレスとは、インターネット上の住所(契約情報)のことで、IPアドレスを振り分けているプロパイダに対して「発信者情報開示請求」を行うことで5ちゃんねるで誹謗中傷を行った個人の「住所・氏名・メールアドレス(発信者情報)」を特定できます。

ただし、権利侵害が成立しなければ発信者情報開示請求が認められませんので、情報開示のためには裁判所に情報開示請求訴訟を行う必要があり、本案訴訟の前にまずは仮処分を申し立てることになります。

また、一般的にプロバイダやサイトはログを3ヶ月から6ヶ月程度しか保管せず、一定期間が過ぎると消去してしまいますので、IPアドレスから個人を特定するには、プロバイダにログ(記録)が残っている期間である必要がありますので注意が必要です。

5ちゃんねるで誹謗中傷を行った「犯人を特定したい」「再犯を防止したい」「謝罪させたい」「損害賠償請求したい」という場合は、ネットの誹謗中傷対策、犯人特定に経験豊富な専門家のアドバイスを受けることが有効です。

5ちゃんねるに強いネット専門家に相談しませんか

5ちゃんねるの書き込みを削除する場合には、弁護士に相談するという方法があります。しかし、弁護士の先生の多くは掲示板の削除申請などに詳しい人は少ないのが実情です。また、弁護士には相談しにくい、敷居が高いというイメージの方も多いと思います。

そんなときには、風評被害バスターズのようなネット誹謗中傷の専門家にご相談ください。5ちゃんねるに強い専門家が誹謗中傷、自分の書き込み削除、犯人特定など、様々な角度から被害者の方をサポートさせていただきます。ぜひお気軽にご相談下さい。